外資系向け転職エージェントおすすめ厳選12社|強み・弱みと選び方の確認ポイントを解説

外資系向けおすすめの転職エージェント|強み・弱みと選び方の確認ポイントを解説のキャプチャ
  • グローバルプロジェクトでのキャリアを目指したい
  • 海外本社とのやり取りが多い仕事に挑戦したい
  • 高度な英語力を活かして働きたい

上記のような理由で転職を考えている人もいるのではないでしょうか。

外資系企業への転職を目指すなら、まずは信頼できる転職エージェント選びが成功の鍵です。

日系企業とは異なる文化や採用スタイルに対応するには、外資系に特化したサポートが必要だからです。

とはいえ、数あるサービスの中から自分に合った一社を見つけるのは至難の業。

そこで当記事では、外資系企業への転職を成功させたい人に向けて、おすすめの転職エージェント12社を厳選して紹介します。

ぜひ最後まで読んで、自分に合ったサービスを見つけてください。

目次

外資系向けおすすめ転職エージェント厳選12社と詳細情報

それでは早速、当編集部が独自に厳選した外資系向けおすすめ転職エージェント12社を紹介してきます。

外資系向け転職エージェントの厳選ポイント

各サービスの特徴やおすすめポイントもわかりやすくまとめているので、ぜひサービス選びの参考にしてください。

【リメディ】業界トップクラスの外資系企業出身アドバイザーにサポートしてほしい人におすすめ

■リメディのおすすめポイント

  • 「Bain & Company」や「BCG」の出身者がサポートしてくれる
  • 大幅に年収アップできる可能性あり
  • 最新ハイクラス・人気求人を独自システムで閲覧可能

業界トップクラスの外資系企業出身アドバイザーにサポートしてほしい人は、リメディがおすすめです。

リメディには「Bain & Company」「BCG」といった大手外資系ファーム出身者が多数在籍しているからです。

外資系企業出身のアドバイザーが、「営業マン」ではなく「お客様の利益を追求するプロフェッショナル」として、あなたの転職活動を無料で徹底的にサポート。

実際、製造業から戦略コンサルへ転職して、年収450万円から1,080万円へと2倍以上の年収アップを実現した人もいます。(※)

成功の鍵は、外資系出身者による本番さながらのケース面接対策を受け、コンサル未経験でありながら本番で高い評価を獲得できた点にあります。

加えて、高年収の外資系戦略コンサルティングファーム求人や、6,000件以上のハイクラス求人、年収1,000万円以上の厳選された外資系求人も紹介可能です。(※)

また、次のような実績があるのもポイント。(※)

  • 年収1,000万円以上の方が利用したいと思う転職エージェントNo.1
  • 難関大学卒が利用したい転職エージェントNo.1

1営業日以内の迅速な対応や深夜相談も可能な柔軟なサポート体制も整えているので、外資系企業への転職を目指しているなら、ぜひリメディを活用してください。

リメディの企業情報
運営会社 リメディ株式会社
許可番号 13 – ユ – 312160
対応エリア 全国
公式URL https://remedy-tokyo.co.jp/

リメディを確認する

※「リメディ」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【LHH転職エージェント】質の高い求人を紹介してほしい人におすすめ

■LHH転職エージェントのおすすめポイント

  • 40社以上の大手・外資系企業との取引実績あり(※)
  • 顧客ロイヤリティ調査において4年連続で高い評価を獲得(※)
  • 企業と求職者の両者を同じコンサルタントが担当している

質の高い求人を紹介してほしい人は、LHH転職エージェントがおすすめです。

名だたる外資系企業との取引実績が豊富だからです。

LHH転職エージェントは、世界最大級の総合人材サービス企業であるAdecco Groupのハイキャリア転職エージェント。

世界60の国と地域に展開するAdecco Groupのグローバルネットワークを活用し、外資系企業との強固なパイプラインで質の高い求人を紹介してもらえます。

LHH転職エージェントの取引実績がある企業は次の通り。(2025年11月時点)

  • PwCアドバイザリー合同会社
  • デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
  • エルメスジャポン株式会社
  • ダノンジャパン株式会社

そのうえ、さまざまな国籍のコンサルタントが在籍しているのも強みです。

海外の文化や商慣習に明るいため、外資系企業向けの選考対策や企業文化への適応についても密度の高い情報を提供してもらえます。

また、職種別の担当コンサルタント制により、専門領域に精通したコンサルタントが求職者の価値を正確に把握。

企業と求職者の両者を担当する「360度式コンサルティング」で、単なるスキルマッチングではなく企業文化との相性まで見極めることが可能です。

実際3人に2人が年収アップを実現しており、88%の利用者が「丁寧で親身な対応・サポート」を評価しています。(※)

さらに、顧客ロイヤリティ調査において4年連続で業界最高水準の評価を獲得し、2025年オリコン顧客満足度®調査でも転職エージェント高評企業に認定されています。(※)

非公開求人を含む豊富な求人の中には、外資系企業の求人もそろっているので、登録してどのような求人があるのか確認してみてください。

LHH転職エージェントの企業情報
運営会社 アデコ株式会社
許可番号 13-ユ-010386
対応エリア 全国
公式URL https://jp.lhh.com/

LHH転職エージェントを確認する

※「LHH転職エージェント」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【Samurai Job】実績のあるサービスを利用したい人におすすめ

■Samurai Jobのおすすめポイント

  • 40年以上11カ国でグローバル展開してきた実績あり(※)
  • 求人の半数は非公開求人
  • 利用者満足度94.5%という高評価を獲得している(※)

実績のあるサービスを利用したい人は、Samurai Job がおすすめ。

40年以上11カ国でグローバル展開してきた実績があるからです。(※)

Samurai Jobは、海外駐在からバイリンガルポジションまで、さまざまな外資系ニーズに対応できる体制が整っています。

約20,000件の海外案件や外資系求人から、ハイクラスポジションの紹介が可能ですよ。(※)

取引実績企業数は30,000社超、約650名の業界に精通したコンサルタントが在籍し、年間約8万5,000人が登録する信頼性の高いサービスです。(※)

求人の半数は非公開求人で、「役員・幹部ポジション」「新規事業の立ち上げ」「極秘プロジェクト」など、戦略的に公開できないハイクラス求人を豊富に保有しています。

また、利用者満足度94.5%という高評価を獲得しており、書類選考や面接の結果を原則24時間以内に報告するなど、スピーディーで質の高いサポート体制も魅力です。(※)

年収アップ実績も多数あるので、外資系企業への転職を目指しているならSamurai Jobに相談してみるといいでしょう。

Samurai Jobの企業情報
運営会社 ムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社
許可番号 13-ユ-010227
対応エリア 全国
公式URL https://www.samuraijob.com/

Samurai Jobを確認する

※「Samurai Job」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【MyVision】外資系コンサルティングファームに転職したい人におすすめ

■MyVisionのおすすめポイント

  • コンサル転職支援実績No.1エージェントである(※)
  • 実践的な選考対策で内定率アップ
  • 顧客満足でも高い評価を獲得している

外資系コンサルティングファームへの転職を目指している人は、 MyVisionがおすすめです。

「コンサル業界の転職支援において突出した実績を持つ者」あるいは「コンサル業界での実際の実務経験を有する者」が集まる、コンサル転職支援実績No.1エージェントだからです。(※)

MyVisionは、「BCG」「デロイト」「EY」など、200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションを持ち、1,000以上のポジションから求人を紹介できる体制が整っています。(※)

特に業界未経験の人が7割を占めながらも高い成功率を実現しているのは、実践的な選考対策をしているから。

過去数千件の面接データを分析した独自の「想定問答集」と、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接を行ってくれるのが特徴です。

加えて、Japan Business Research転職エージェント部門で6項目において高評価を獲得。(※)

中立的なキャリア相談を重視し、「今は転職しない」という選択肢も含めて提案する姿勢や、転職後の継続的なキャリア相談にも対応する点も高く評価されています。

外資系コンサルティングファームへ転職したいなら、ぜひMyVisionへの登録を検討してみてください。

MyVisionの企業情報
運営会社 株式会社MyVision
許可番号 13-ユ-314719
対応エリア 全国
公式URL https://my-vision.co.jp/

MyVisionを確認する

※「MyVision(マイビジョン)」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【ロバート・ウォルターズ】今まで「これ」といった求人に出会えなかった人におすすめ

■ロバート・ウォルターズのおすすめポイント

  • 転職市場に出てこないスペシャリスト向け案件を紹介してもらえる
  • 45以上の業界に精通したプロフェッショナルが在籍している(※)
  • 「英文履歴書メーカー」で簡単に英文履歴書が作成できる

今まで「これ」といった求人に出会えなかった人は、ロバート・ウォルターズがおすすめです。

転職市場に出てこない、スペシャリスト向けポジションを紹介できるヘッドハンティングが強みだからです。

ロバート・ウォルターズは世界60カ国以上に人材を派遣し、23カ国にクライアントアカウントチームを配置するグローバル人材紹介会社。(※)

外資系・日系グローバル企業における転職支援で、約20年間にわたり信頼と実績を築いてきました。

45以上の業界に精通したプロフェッショナルが在籍し、「経理/財務」「金融」「ヘルスケア」など18分野以上をカバー。(※)

海外在住の日本人向けには帰国時キャリアコンサルティングサービスも提供し、日本帰国準備ガイドなどの充実したリソースも用意されています。

そのうえ、AI搭載のRWConnectや100以上のデータソースを活用したRWInsightsといった、最先端のテクノロジー・プラットフォームを駆使し、給与動向と採用市場のトレンドを把握。(※)

英文履歴書メーカーで簡単に英文履歴書を作成することも可能です。

これまで出会えなかったスペシャリスト向けの求人に挑戦したい人は、ぜひロバート・ウォルターズに転職活動のサポートをお願いしてみてください。

ロバート・ウォルターズの企業情報
運営会社 ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
許可番号 13-ユ-070385
対応エリア 全国
公式URL https://www.robertwalters.co.jp/

ロバート・ウォルターズを確認する

※「ロバート・ウォルターズ」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【アクシスコンサルティング】中長期的なサポートを希望する人におすすめ

■アクシスコンサルティングのおすすめポイント

  • 転職支援期間は平均3年以上で中長期のサポートが可能
  • 大手コンサルファームの現役コンサルタントの4人に1人が登録(※)
  • CxOクラスと定期的に面談し事前情報を入手している

中長期的なサポートを希望する人は、アクシスコンサルティングがおすすめです。

「生涯のキャリアパートナー」を信念に、転職支援期間は平均3年以上というキャリアサポートを提供しているからです。

アクシスコンサルティングは、創業20年で10,000人以上の現役コンサルタントを支援。(※)

大手コンサルティングファームに在籍している現役コンサルタントの4人に1人が登録する、国内最大級のコンサルタントの転職支援実績を持つサービスです。(※)

大手外資系コンサルファームのシニアコンサルタント以上への転職実績は、他の転職エージェントと比べてもトップクラス。

さらに、約77%が非公開求人で構成されており、あなたに合ったポジションを紹介してもらえる可能性が高いのが特徴です。(※)

Big4や戦略ファームとの強固な信頼関係を築いており、各ファームのパートナーや事業会社のCxOクラスと定期的に面談を設定し、新組織立ち上げなどの事前情報も入手しています。

外資系コンサルティングファームへの転職でキャリアアップを実現したい人は、アクシスコンサルティングの利用をぜひ考えてみてください。

アクシスコンサルティングの企業情報
運営会社 アクシスコンサルティング株式会社
許可番号 13-ユ-010759
対応エリア 全国
公式URL https://www.axc.ne.jp/

アクシスコンサルティングを確認する

※「アクシスコンサルティング」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【エンワールド・ジャパン】入社後の活躍まで見据えたマッチングをしてほしい人におすすめ

■エンワールド・ジャパンのおすすめポイント

  • 入社後の活躍まで見据えたマッチングを実現させている
  • 国内約3,200社ある主要外資系企業のうち87%以上と取引あり(※)
  • 27か国以上の国籍にまたがる多様性に富んだコンサルタントチームがサポート(※)

内定獲得だけでなく入社後の活躍まで見据えた質の高いマッチングをしてほしい人は、エンワールド・ジャパンがおすすめです。

『入社後活躍』をミッションとして、サポートを提供しているからです。

エンワールド・ジャパンは、国内約3,200社ある主要外資系企業のうち87%以上と取引している日本トップクラスの人材紹介会社。(※)

27か国以上の国籍にまたがる多様性に富んだコンサルタントが在籍し、外資系企業の文化や商慣習を熟知した質の高いマッチングが可能です。

さらに、業界・職種別の専門チームが担当し、それぞれの業界や企業情報に精通した専任コンサルタントを配置。

担当者単独ではなくチームで求職者の希望や求人情報を全員が共有し、マッチ度の高い仕事との出会いへとつなげています。

入社後も活躍できる外資系企業への転職を成功させたいなら、エンワールド・ジャパンをぜひ活用してみてください。

エンワールド・ジャパンの企業情報
運営会社 エンワールド・ジャパン株式会社
許可番号 13-ユ-010605
対応エリア 全国、海外
公式URL https://www.enworld.com/

エンワールド・ジャパンを確認する

※「エンワールド・ジャパン」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【ランスタッド】世界最大級の人材サービスを利用したい人におすすめ

■ランスタッドのおすすめポイント

  • グローバル人材サービス市場の約90%をカバー(※)
  • 世界的グローバル企業との強固なパートナーシップを構築
  • 女性のキャリア支援にも注力

世界最大級の人材サービスを利用したい人は、ランスタッドがおすすめです。

世界39の国と地域に4,692拠点を展開し、グローバル人材サービス市場の約90%をカバーするネットワークがあるからです。(※)

日本国内においても40年以上の実績があり、北海道から九州まで全国94拠点を構えています。(※)

加えて、次のような外資系・グローバル企業への転職に特化したサービスを提供しています。

  • 年収600万円以上のハイクラス求人を紹介する転職エージェント「randstad professionals」
  • 年収800万円から1,500万円の派遣に特化した「プロフェッショナル派遣」

また、Amazon物流拠点内の派遣を積極的に募集するなど、世界的グローバル企業との強固なパートナーシップを構築しており、外資系企業の求人ニーズに精通。

さらに、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、女性管理職比率50%を実現しているため、女性のキャリア形成にも強みがあります。

世界最大級のネットワークと転職支援実績を活用し、外資系企業への転職で理想のキャリアを実現したい人は、ランスタッドに相談してみてはいかがですか。

ランスタッドの企業情報
運営会社 ランスタッド株式会社
許可番号 13-ユ-010554
対応エリア 全国、海外
公式URL https://www.randstad.co.jp/

ランスタッドを確認する

※「ランスタッド」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【ビズリーチ】年収アップを目指している人におすすめ

■ビズリーチのおすすめポイント

  • 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上である(2023年10月末時点)
  • 優良企業や一流ヘッドハンターからスカウトが届く
  • どんなスカウトが届くかで自分の市場価値がわかる

年収アップを目指している人は、ビズリーチがおすすめです。

求人の3分の1以上が年収1,000万円以上だからです。(2023年10月末時点)

ビズリーチは「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」として、独自の審査を通過した200万人以上の即戦力人材が登録する日本最大級のハイクラス転職プラットフォーム。(※)

厳選された企業33,200社以上(※1)と登録ヘッドハンター8,000人以上(※2)から直接スカウトを受け取ることで、外資系企業へのハイクラス転職を実現できます。

経営幹部や管理職などのプロフェッショナル人材向け高年収求人を多数掲載しており、企業規模を問わず全国で採用成功の実績を持っています。

加えて、有料プランになってしまいますが、「プレミアムステージ」では次のコンテンツも利用可能です。

  • シゴト観診断
  • ビズリーチキャリアコンシェルジュ
  • ビズリーチアカデミー

どんなスカウトが届くかで市場価値がわかるので、自分の実力を試したい人にもおすすめです。

ビズリーチの企業情報
運営会社 株式会社ビズリーチ
許可番号 13-ユ-302647
対応エリア 全国、海外
公式URL https://www.bizreach.jp/

ビズリーチを確認する

※「ビズリーチ」公式サイトより(2025年10月24日時点)
(※1)累計、2024年10月末時点
(※2)2024年10月末時点

【リクルートダイレクトスカウト】信頼性の高いサービスを利用したい人におすすめ

■リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント

  • リクルートが運営する信頼性を誇る会員制転職スカウトサービス
  • AIや最新技術を駆使した新しいサービスが利用できる
  • 直接スカウトと転職エージェントからのスカウトで転職活動が可能

信頼性の高いサービスを利用したい人は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめです。

株式会社リクルートが運営する大手ならではの安心感と、企業からの直接スカウトや転職エージェントからのスカウトの両方を受けられるスカウト型サービスだからです。

リクルートダイレクトスカウトは2023年12月4日に大規模リニューアルを実施し、AIや最新技術が駆使された新しいサービスを提供。

質問に答えるだけでレジュメが完成する機能を刷新し、カンタンに経験やスキル、希望条件をまとめられます。

さらに、リクルート共通の職務経歴書機能『レジュメ』に対応しており、リクナビNEXT等の他サービスで作成したレジュメをそのまま利用できるため、複数サービスでのシームレスな転職活動が可能です。

また、AIがレジュメと企業の人材要件を分析し、双方の希望にマッチした選択肢を提供する「求人おすすめ機能」「スカウトおすすめ機能」「候補者おすすめ機能」を搭載。

年収200万円から5,000万円以上まで幅広い年収帯の中から、あなたに合った外資系求人を見つけられます。

信頼性の高いサービスを利用して、外資系企業への転職をスムーズに進めたい人は、リクルートダイレクトスカウトへの登録を検討してみてください。

リクルートダイレクトスカウトの企業情報
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
許可番号 13-ユ-317880
対応エリア 全国、海外
公式URL https://directscout.recruit.co.jp/

リクルートダイレクトスカウトを確認する

※「リクルートダイレクトスカウト」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【アージスジャパン】ミスマッチの少ないサービスを利用したい人におすすめ

■アージスジャパンのおすすめポイント

  • 同じ担当者が企業担当とキャリアカウンセラーを兼任している
  • 求人情報のスピードが速く質も高い
  • 各業界の専門知識を持つ「キャリアカウンセラー」が中長期的な視点でサポート

ミスマッチの少ないサービスを利用したい人は、アージスジャパンがおすすめです。

企業担当とキャリアカウンセラーを兼任している専任コンサルタントが、一貫したサポートをしてくれるからです。

外資系企業との長い付き合いの中で築いた独自のネットワークを活用し、年収1,000万円以上の非公開求人も多数保有。

兼任体制により企業からダイレクトに求人紹介が可能で、スピーディーな対応も魅力です。

さらに業界別の専門チームが必要に応じてバックアップする体制も整っており、ミスマッチを防げます。

面談時間は約1~1.5時間程度でじっくりとキャリアプランを相談でき、英文レジュメや英文カバーレターの書き方、英語面接のアドバイスも提供。

外資系転職に特化したサポートを受けられるので、外資系企業の社風に馴染めるか不安な人は、アージスジャパンを活用するといいでしょう。

アージスジャパンの企業情報
運営会社 株式会社 アージスジャパン
許可番号 13-ユ-040263
対応エリア 全国、海外
公式URL https://www.aegis-japan.co.jp/

アージスジャパンを確認する

※「アージスジャパン」公式サイトより(2025年10月24日時点)

【ISSコンサルティング】自分にピッタリの求人を見つけたい人におすすめ

■ISSコンサルティングのおすすめポイント

  • 転職後の早期離職率が2%以下(※1)
  • 専任コンサルタントが企業担当も兼任している
  • 希望企業に求人枠がなくてもポジション提案を受けられる可能性あり

自分にピッタリの求人を見つけたい人は、ISSコンサルティングがおすすめです。

転職後の早期離職率が2%以下という低水準を実現しているからです。(※1)

ISSコンサルティングは25年以上にわたり、優秀なハイクラス人材とグローバル展開する多くの外資系企業との橋渡しをしてきた、転職支援のプロフェッショナル。

専任コンサルタントが企業担当も兼任する体制により、企業と直接やりとりをするため、適切な提案が可能で、情報の誤差が発生しにくいのも特徴です。

加えて、長年のお付き合いにより紹介先企業とコンサルタントの関係構築ができているため、年収800万円以上の求人紹介を中心に価値のある提案が可能です。

また、一般的なスキルマッチングに加え、「パーソナリティ」「ビジョン」「カルチャーフィット」を重要視した紹介や提案を行ってくれるのも魅力。

単なるスキルの適合だけでなく、企業文化や働き方との相性まで考慮した転職先を見つけられます。

企業に求人枠がない場合でも、候補者のスキルや希望を踏まえてポジションを提案するケースもあり、自分だけでは巡り会えなかったかもしれない企業との出会いを提供してもらえます。

キャリアカウンセリングから退職のアドバイス、転職後の中長期サポートまで一貫して受けられるので、自分に合った転職先を見つけたい人は、ISSコンサルティングをぜひ候補に入れてみてください。

ISSコンサルティングの企業情報
運営会社 株式会社アイ・エス・エス・コンサルティング
許可番号 13-ユ-301504
対応エリア 全国
公式URL https://www.isssc.com/

ISSコンサルティングを確認する

※「ISSコンサルティング」公式サイトより(2025年10月24日時点)
(※1)転職後3ヶ月以内の離職

業界別におすすめの外資系向け転職エージェント

業界別におすすめの外資系向け転職エージェントのイラスト

一口に「外資系」といっても、業界ごとに求められるスキルや文化は異なり、転職活動には専門的なサポートが欠かせません。

この章では、外資系企業への転職を成功に導くために、業界別におすすめの転職エージェントを紹介していきます。

ぜひ、あなたの強みが活かせるサービスを見つけてください。

外資系コンサルティングファームへの転職におすすめの転職エージェント

外資系コンサルティングファームへの転職を目指すなら、「My Vision」「アクシスコンサルティング」「リメディ」の3社がおすすめです。

My Visionは、コンサル業界での実務経験者が集まるコンサル転職支援実績No.1エージェントです。(※)

過去数千件の面接データを分析した独自の「想定問答集」と、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、外資系コンサルティングファームの選考突破率を高められます。

アクシスコンサルティングは、国内最大級のコンサルタント転職支援実績を持つ転職エージェントで、Big4や戦略ファームとの強固な信頼関係を築いています。

大手コンサルティングファーム在籍の現役コンサルタントの4人に1人(※)が登録している点も注目したいポイントです。

リメディには、外資系戦略コンサルティングファームやBig4の業界最高水準の企業出身者が多数在籍。

本番さながらのケース面接対策を受けられるため、コンサル未経験でありながら高い評価を獲得できた実績もあります。

上記理由から、外資系コンサルティングファームへの転職を目指す人は、コンサル業界特化型の上記3社に登録するようにしましょう。

サービス名 おすすめ理由
MyVision(マイビジョン) 代表取締役はBCG出身者。200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションあり。(※)
アクシスコンサルティング 創業から20年間で約85,000名の転職志望者を支援。外資系ファームの案件も豊富。(※)
リメディ Bain & CompanyやBCGの出身者も在籍。外資系への年収アップ転職支援に強み。

※各転職エージェント公式サイトより(2025年10月時点)

外資系金融業界への転職におすすめの転職エージェント

外資系金融業界への転職を目指すなら、「ロバート・ウォルターズ」「アージスジャパン」「ビズリーチ」の3社がおすすめです。

ロバート・ウォルターズは、世界31カ国にオフィスを構え、グローバルネットワークを活かして日本で約20年間にわたり外資系転職の支援実績を築いています。

特に金融分野では、「投資銀行」「アセットマネジメント」「保険」などの専門領域に強みがあります。

アージスジャパンは、外資系企業との長年の関係を活かし、他社には真似できない独自のネットワークを保有。

1,000万円以上の非公開求人を多数保有しており、外資系金融機関のハイクラス求人に強みがあります。

登録ヘッドハンター数8,000人以上(※1)を誇るビズリーチでは、豊富なネットワークを活かし、経歴や希望に合った外資系金融業界向けのスカウトを受け取れます。

外資系金融機関からも高く評価されており、満足度の高い転職が期待できるでしょう。

上記理由から、外資系金融業界への転職を目指す人は、金融業界に強い3社に登録すれば転職成功へと近づけるでしょう。

サービス名 おすすめ理由
ロバート・ウォルターズ 銀行・金融サービス分野の転職支援で高い評価を受けている。
アージスジャパン 年収アップ100万円以上の実績多数。外資系金融機関との年収交渉に強い。
ビズリーチ 金融業界の多様な職種に対応したスカウトが受け取れる。

※各転職エージェント公式サイトより(2025年10月時点)
(※1)2024年10月末時点

外資系IT・テクノロジー業界への転職におすすめの転職エージェント

外資系IT・テクノロジー業界への転職を目指すなら、「エンワールド・ジャパン」「ビズリーチ」「ロバート・ウォルターズ」の3社がおすすめです。

エンワールド・ジャパンは、日本国内約3,200社ある主要外資系企業のうち87%以上との取引実績を保有。(※)

「Amazon」「HP」「SAP」など、世界的グローバル企業との強固なパイプラインを構築しています。

ビズリーチは、「エンジニア」「プロダクトマネージャー」「データサイエンティスト」などの技術職の求人が豊富です。

外資系IT企業の採用担当者から直接スカウトが届くので、スムーズに転職活動を進められるでしょう。

ロバート・ウォルターズは、ITスペシャリストの転職支援に強いのが特徴です。

転職市場に出てこない非公開求人もヘッドハンター経由で紹介可能なため、GAFAMなどのトップIT企業の非公開ポジションにもアクセスできる可能性もあります。

上記理由から、外資系IT・テクノロジー業界への転職を目指す人は、グローバルIT企業との強固なネットワークを持つ3社に登録がおすすめです。

サービス名 おすすめ理由
エンワールド・ジャパン IT業界に特化したコンサルタント在籍。最新の技術トレンドと外資系IT企業の採用動向を熟知。
ビズリーチ 8,000人以上のヘッドハンターが在籍。非公開の外資系IT企業ポジションにもアクセス可能。(※)
ロバート・ウォルターズ 世界中のIT企業からの信頼を集めるグローバルサービス。約20年間の日本での外資系転職支援実績あり。

※各転職エージェント公式サイトより(2025年10月時点)

外資系メーカー(製造業)への転職におすすめの転職エージェント

外資系メーカー(製造業)への転職を目指すなら、「ランスタッド」「アージスジャパン」の2社がおすすめです。

世界中に拠点を持つランスタッドは、グローバル製造業の「採用動向」「技術トレンド」「サプライチェーンの変化」などを熟知。

製造業特有の「生産技術」「品質管理」「研究開発」などの専門職種に精通したコンサルタントが在籍しています。

アージスジャパンは、1,000万円以上の非公開求人を多数保有しており、外資系メーカーのハイクラス求人に強みがあります。

製造業専任のコンサルタントが在籍しており、技術動向や業界の課題などを踏まえた的確なアドバイスを受けられます。

上記理由から、外資系メーカー(製造業)への転職を目指す人は、グローバル製造業に強い2社に登録すれば転職活動もスムーズに進められるでしょう。

サービス名 おすすめ理由
ランスタッド ヨーロッパ・北米・アジアに拠点展開。多様な資本の外資系メーカーへの転職チャンスあり。
アージスジャパン 幅広い業種の外資系メーカー案件を多数保有。職種別のキャリアパス提案も可能。

※各転職エージェント公式サイトより(2025年10月時点)

外資系マーケティング・広告業界への転職におすすめの転職エージェント

外資系マーケティング・広告業界への転職を目指すなら、「ロバート・ウォルターズ」がおすすめです。

ロバート・ウォルターズは、以下の領域のマーケティング職に強みを持っています。

  • デジタルマーケティング
  • ブランドマーケティング
  • プロダクトマーケティング
  • マーケティングオートメーション
  • カスタマーインサイト
  • マーケティングアナリティクス

また、外資系グローバル広告代理店や、マーケティングテクノロジー企業の非公開ポジションにもアクセスできる可能性があります。

年収交渉では、市場相場を大きく上回る条件が引き出せる強みがあるのも特徴です。

外資系マーケティング・広告業界への転職は狭き門でもあるので、海外資本の転職エージェントを活用して内定獲得を目指しましょう。

サービス名 おすすめ理由
ロバート・ウォルターズ 世界31カ国以上に展開。ビジネス英語でも挑戦可能な外資系マーケ・広告職の非公開求人にアクセスできる。

外資系向け転職エージェントの強み

英語での面接やグローバルな評価基準など、外資系への転職は国内企業とはひと味違う視点と準備が必要です。

そんな中、心強い味方となるのが、外資系向け転職エージェントです。

外資系向けサービスは、外資ならではの文化や採用事情に精通し、あなたの希望するキャリアが築けるようにサポートしてくれます。

この章では、外資系向け転職エージェントの強みを解説していきます。

外資系向け転職エージェントの強みのイラスト

1、外資系企業向けの選考対策を受けられる

外資系向け転職エージェントを利用すれば、外資系企業の選考に対応した専門的な対策が受けられます。

長年にわたり外資系企業の選考をサポートしてきた実績があり、各企業の選考や面接で頻繁に聞かれる質問、評価基準などを熟知しているからです。

各サービスでは、次のような外資系ならではの選考対策を実施しています。

選考対策の種類 具体的な内容
英語面接対策 ・自己紹介、志望動機、キャリアビジョンなどを英語で明確に伝える練習
・想定質問への回答準備
・英語での適切な表現方法のアドバイス
ケース面接対策 ・フェルミ推定
・ビジネスケーススタディの解き方
・論理的思考力のトレーニング
・本番を想定した模擬ケース面接の実施
プレゼンテーション対策 ・英語でのプレゼンテーション資料作成
・説得力のある話し方
・質疑応答への対応方法
・時間管理のコツ
カルチャーフィット確認 ・企業文化や価値観との適合性を見極める質問への対応
・外資系企業特有の働き方や考え方の理解
役員面接対策 ・経営陣との面接で求められる視座の高さ
・ビジネスインパクトの説明方法
・戦略的思考のアピール方法

また、外資系企業の採用基準に合わせた、英文レジュメや英文カバーレターの添削が受けられるのも強みです。

英語の書類は日本の応募書類と形式や表現方法が異なるため、サポートを受けると評価されやすい書類を作れます。

外資系企業の選考に不安がある人や、英語面接やケース面接の経験が少ない人は、転職エージェントのサポートを積極的に活用するといいでしょう。

2、外資系企業の給与やインセンティブ条件の交渉をプロに任せられる

外資系向け転職エージェントを利用すれば、外資系企業の給与やインセンティブ条件の交渉をプロに任せられます。

業界別・職種別・ポジション別の年収相場や、交渉可能な範囲、タイミングなどを把握しているため、候補者に代わって適切な条件を引き出せるからです。

外資系企業の報酬体系は少し複雑で、以下のような要素を総合的に交渉する必要があります。

報酬の種類 交渉のポイント
基本給(Base Salary) 市場相場と候補者のスキル・経験を踏まえた適正水準の設定、昇給タイミングと昇給率の確認
サインオンボーナス 入社時に支給される一時金の金額交渉、現職で受け取る予定だったボーナスの補填としての活用
パフォーマンスボーナス 年次ボーナスの目標達成時支給額、支給タイミング(年1回・年2回など)、評価基準の明確化
ストックオプション 付与される株式数、行使価格、ベスティング期間(権利確定期間)、企業の株価動向と将来性の評価
RSU(譲渡制限付株式) 付与される株式ユニット数、ベスティングスケジュール、税金の取り扱い、換金可能時期
その他手当・福利厚生 住宅手当、通勤手当、語学研修支援、健康保険、退職金制度、リロケーション費用の交渉

報酬の種類や交渉ポイントは多岐にわたるため、外資系企業での経験がない人が自力で条件を理解し、適切に交渉するのは難しいでしょう。

外資系向け転職エージェントなら、給与体系やインセンティブ制度を理解しているのはもちろん、企業との長年の信頼関係を活かして客観的な立場から交渉が可能です。

また、直接交渉しにくい給与条件についても交渉を代行してくれるので、負担を軽減できます。

外資系企業の複雑な報酬体系の理解に自信がない人は、外資系向け転職エージェントに条件交渉をお任せするのがおすすめです。

3、外資系企業との強固なネットワークを活かしたサポートがある

外資系向け転職エージェントを利用すれば、外資系企業との強固なネットワークを活かしたサポートを受けられます。

一般の求職者では接触できない企業や、まだ求人が公開されていないポジションにもアクセスできるからです。

外資系企業は日本市場での採用活動において、信頼できる転職エージェントと長期的なパートナーシップを結び、特定のサービスにのみ求人を依頼するケースも少なくありません。

また、長年の取引関係は、以下のような外資系企業への転職支援にもつながっています。

●求人枠がなくてもポジション提案が可能
候補者のスキル・経歴・希望を企業に直接提案し、新たなポジションを創出してもらえるケース、組織拡大のタイミングで優先的に紹介してもらえる機会がある。
●企業の経営層との直接パイプライン
人事部門だけでなく、事業部門の責任者や経営陣と直接やりとりができるため、意思決定がスピーディーで、候補者の魅力を直接アピールできる。
●選考の優遇
信頼関係のある転職エージェントからの紹介であれば、書類選考の通過率が高くなる、面接回数を短縮してもらえる、選考スケジュールを柔軟に調整してもらえる。
●企業の最新動向や内部情報の入手
「組織変更」「事業拡大計画」「新規プロジェクト」「人事異動」など、求人票には記載されない最新の企業情報をリアルタイムで把握できる。
●過去の採用実績に基づくアドバイス
過去に同じポジションで採用された候補者の特徴、選考で重視されるポイント、面接官の傾向などの具体的な情報を教えてもらえる。

外資系企業との長年にわたる強固なネットワークの有無は、転職支援の充実度や内定獲得にも大きく影響を与えます。

市場には出回らない非公開求人にアクセスし、長年の信頼関係を活かした選考の優遇を受けたい人は、外資系向け転職エージェントを有効活用しましょう。

4、外資系企業に詳しいコンサルタントから的確なアドバイスを得られる

外資系向け転職エージェントを利用すれば、外資系企業に詳しい専門コンサルタントから的確なアドバイスを得られます。

業界や職種別に専任のコンサルタントを配置しており、外資系企業での実務経験を持つプロフェッショナルが在籍しているからです。

一般の転職エージェントでは対応しきれない専門知識に基づき、候補者のキャリアを深く理解したうえで、次のようなアドバイスをもらえます。

アドバイスの内容 具体例
キャリアパスの設計 5~10年先を見据えた外資系企業でのキャリアプランや必要なスキル、ステップアップのタイミング
市場価値の客観的評価 外資系企業における適正年収や業界内での強みと伸ばすべきスキルの分析
転職タイミング 経験を積むべきか、今が転職のチャンスか、業界動向や外資系の採用スケジュールを踏まえた提案

さらに的確なアドバイスだけでなく、外資系転職に欠かせない次のような情報提供も受けられます。

  • 外資系の各業界の動向
  • 職種別の専門知識
  • 企業文化の深い理解

アドバイスや情報提供は、ミスマッチを防ぎつつ、外資系企業での働き方のイメージも描きやすくなります。

初めて外資系企業に挑戦する人は、専任コンサルタントにいろいろと相談してみるといいでしょう。

外資系向け転職エージェントの弱み

外資系向け転職エージェントの強みを解説してきましたが、どんなに優れたサービスにも弱点はあります。

この章では、外資系向け転職エージェントを利用する際に注意しておきたいポイントや、サービスの弱みについて解説します。

外資系向け転職エージェントの弱みのイラスト

1、コンサルタントによっては外資系特有の事情に詳しくないこともある

外資系向け転職エージェントのコンサルタントでも、外資系特有の事情に詳しくない場合があります。

経験の浅いコンサルタントや外資系企業の特性を十分に理解していないコンサルタントも存在するからです。

経験や知識、対応の質に差があると、満足できるサポートを受けられず、転職活動がスムーズに進まない可能性もあります。

以下のような特徴に該当する担当コンサルタントは注意が必要です。

  • 外資系企業への理解不足
  • 業界知識が欠如している
  • 転職支援実績が少ない
  • コミュニケーション能力が低い
  • 求人への応募や内定承諾を急かす
  • 英語力が不足している

特に、多数のコンサルタントが在籍している大手転職エージェントや総合型の転職エージェントは、担当者によって対応の質にばらつきが生じやすいです。

ただし、外資系に特化していても、すべての分野に強いわけではありません。

外資系といっても業界や職種は幅広く、たとえば外資系コンサルに強いコンサルタントでも、外資系IT分野には詳しくない場合があります。

コンサルタントの質を見極めるためには、初回面談での対応を注意深く観察することが重要です。

もし満足のいくサポートが受けられないと感じた場合は、担当者の変更を依頼するか、別の転職エージェントに登録し直すことをおすすめします。

2、外資系企業との調整に時間がかかり自分のペースで進めにくい

外資系向け転職エージェントを利用すると、外資系企業との調整に時間がかかり自分のペースで進めにくいこともあります。

外資系企業には、日系企業にはない選考過程や独特の特徴があるからです。

たとえば、外資系では以下のような多段階の選考が行われます。

  • 複数回の面接
  • ケース面接
  • プレゼンテーション
  • 本社役員との英語面接

とくに外資系は、本社が海外にあるケースも多く、時差や本社承認の関係で調整に時間がかかりがちです。

さらに、転職エージェント経由では、候補者→担当コンサルタント→企業という順で日程調整を行うため、直接やり取りするよりさらに時間がかかることがあります。

そのため、時には「自分でやり取りした方が早いのでは」と感じてしまうこともあるでしょう。

逆に、内定後の返答期限に制約があり急かされる場合もあります。

外資系はポジションが限られるため、返答期限が短めに設定されることが多く、迷っていると焦って冷静に判断できなくなるリスクも。

外資系企業の特性を理解した上で、担当コンサルタントと密なコミュニケーションを取りながら、ペースに振り回されないようにしましょう。

3、複数登録すると外資系求人の重複紹介で混乱する恐れがある

外資系向け転職エージェントを複数登録した場合、重複する求人紹介を受けることで混乱する可能性があります。

複数のサービスを活用することで、外資系企業の求人の選択肢を広げられる一方、適切に管理しないと情報が錯綜してしまうからです。

具体的には、次のような影響があります。

●同じ求人を複数の転職エージェントから紹介される
どのサービス経由で応募すべきか迷ってしまう。
●応募企業の重複チェックや選考管理が複雑化する
過去の紹介状況や応募状況の確認に加え、各企業の選考段階や面接日程の把握など、情報管理の負担が増える。
●転職エージェントからの連絡が増加する
求人紹介や進捗確認、面接対策の連絡などが重なり、対応に追われて本来の転職活動に集中できなくなる。

しかし、転職エージェントによっては初回紹介時に企業名を伏せて紹介するケースもあり、重複チェックが困難な場合もあります。

また、どのサービス経由で応募するかによって、選考の進み方や条件交渉の結果が変わる可能性もあるため、判断に悩むこともあるでしょう。

複数登録による混乱を避けるために、応募管理表を作成して情報を一元管理し、計画的に転職活動を進めるのがおすすめです。

外資系向け転職エージェントの選び方と確認ポイント

外資系企業への転職を目指す際、転職エージェントの選び方は成功のカギを握る重要なポイントです。

語学力やグローバルな視点が求められる外資系では、業界や企業文化に精通したサービスを選ぶことで、より自分に合った求人に出会える可能性が高まります。

この章では、外資系向け転職エージェントを選ぶ際に押さえておきたいポイントや比較のコツをご紹介します。

外資系向け転職エージェントの選び方と確認ポイントのイラスト

1、外資系企業への転職支援実績を確認する

外資系向け転職エージェントを選ぶ際は、外資系企業への転職支援実績を確認しましょう。

実績が豊富なサービスは、候補者に対して的確なアドバイスを提供でき、書類選考の通過率や内定獲得率が高いからです。

特に外資系に強い転職エージェントは、長年にわたり外資系企業との信頼関係を築いており、「採用ニーズ」「企業文化」「評価基準」などを深く理解しています。

日系企業とは異なる選考や企業文化への理解が必要なため、外資系企業対する深い知見があるかどうかで、サポートの質やマッチング精度も変わります。

外資系に強いサービスか判断するためには、以下のデータを確認しておくといいでしょう。

  • 外資系企業との取引数や取引年数
  • 外資系企業への転職成功事例数
  • 外資系企業でカバーしている職種や業界

加えて、転職支援実績を確認する際には、公式サイトに掲載されている情報だけでなく、初回面談時に具体的に質問してみるのもおすすめです。

例)

  • 「外資系企業への転職支援で、過去にどのような成功事例がありますか」
  • 「私と似たバックグラウンドの候補者を、どの企業に転職させた実績がありますか」
さらに、口コミサイトやSNSで実際の利用者のレビューを確認し、外資系の転職支援に対する高評価があるかをチェックしておくのもいいでしょう。

2、外資系企業の選考対策が充実しているか確認する

外資系向け転職エージェントを選ぶ際は、外資系企業の選考対策が充実しているか確認しましょう。

外資系企業の選考方法は日系企業と大きく異なり、特殊な選考形式が一般的であり、専門的な対策なしでは選考を突破することが困難だからです。

具体的には、以下のような外資系向けの選考対策が充実しているかを確認してみてください。

  • 英語面接対策
  • ケース面接対策
  • 英文レジュメ添削
  • 英文カバーレター作成
  • プレゼンテーション対策
  • 模擬面接の実施
  • 企業別の選考対策
  • カルチャーフィット対策

ただし、さまざまな選考対策が受けられても、質の高さは実際に受けてみないとわかりません。

自分が必要とする選考対策がある転職エージェントを優先的に選び、満足できる内容か実際に利用してみることをおすすめします。

「フィードバックの具体性」「改善点の指摘の的確さ」「業界知識の深さ」などを確認することで、本当に外資系転職に強いサービスかどうか判断が可能です。

どの選考対策が自分に必要かわからない人は、まずは「英語面接対策」と「英文レジュメ添削」を押さえておくといいでしょう。

3、外資系出身者や希望する業界経験のあるコンサルタントが在籍しているか確認する

外資系向け転職エージェントを選ぶ際は、外資系出身者や希望する業界経験のあるコンサルタントが在籍しているか確認するようにしましょう。

実務経験に基づく知識を持つコンサルタントからの具体的かつ的確なアドバイスは、外資系企業への転職成功のカギとなるからです。

経験があるコンサルタントが在籍しているかは、公式サイトに掲載されているプロフィールをチェックするといいでしょう。

プロフィールを確認する際は、以下の経歴や実績に注目してみてください。

経歴・実績 チェックポイント
出身企業名 どの外資系企業で働いていたのか、具体的な企業名を確認する
職種・役職 担当していた職種や役職レベル(スタッフ、マネージャー、パートナーなど)
専門分野 実務経験を持つ業界や職種、特定分野に特化しているか
勤務年数 外資系企業で何年間働いていたか
転職支援の経験年数 転職エージェントとしての実績や支援年数
語学力 英語でのコミュニケーション能力やネイティブレベルの英語力

とくに、希望する企業や職種、分野が具体的に決まっている人は、出身者や経験者の有無の確認が欠かせません。

経験者であれば、選考のポイントや企業文化の理解など、より現実的で役立つ情報を提供してもらえます。

外資系企業での勤務経験だけでなく、転職支援実績も十分あるかチェックしておきましょう。

4、グローバルネットワークがあるか確認する

外資系向け転職エージェントを選ぶ際は、グローバルネットワークがあるか確認しておきましょう。

日本国内の情報だけでなく、グローバルな視点でのキャリアアドバイスや、海外勤務の可能性も含めた中長期的なキャリアプランの提案も重要になってくるからです。

また、グローバルネットワークを持つサービスには、以下のような利点があります。

●海外本社との直接調整ができる
外資系企業の採用では、日本法人だけでなく海外本社の承認が必要なケースもあり、グローバルネットワークを持つ転職エージェントは本社との調整をスムーズに行える。
●グローバル人材市場の情報を入手できる
世界各国の人材市場の動向、給与水準、求められるスキルなどの情報を把握しており、日本国内だけでなくグローバルな視点でのキャリアアドバイスを受けられる。
●海外赴任・海外勤務の求人紹介を受けられる
日本国内の外資系企業だけでなく、海外勤務のポジション、グローバルプロジェクトへの参画など、より広い選択肢を提案してもらえる。
●多国籍なコンサルタントチームからグローバルな視点の情報を得られる
さまざまな国籍のコンサルタントが在籍しているため、企業文化の違い、働き方の違い、商慣習の違いなどをグローバルな視点で理解できる。
●ビザ取得・移住手続きのサポートやアドバイスがもらえる
海外勤務を伴う転職の場合、ビザ取得、移住手続き、税務処理などの複雑な手続きをサポートしてもらえる可能性がある。
●グローバル企業との強固な関係を活用できる
世界的な大手企業との取引実績があり、日本法人だけでなく本社レベルでの信頼関係を構築している。

グローバルネットワークの有無を確認するには、公式サイトで「海外拠点の所在地」「拠点数」「展開国数」などが明記されているかをチェックするといいでしょう。

また、将来的に海外への転職を視野に入れている人は、初回面談時にコンサルタントに相談しておくと、グローバルネットワークを活かしたサポートが受けられる可能性もあります。

将来的な海外赴任やグローバルキャリアの可能性も意識しておくと、中長期的なキャリア設計に役立つでしょう。

外資系向け転職エージェントのサポートが受けられないケースと対処法

外資系向け転職エージェントに登録したものの、求人を紹介してもらえなかったり、サポートが受けられなかったりすることがあります。

外資系企業は即戦力人材を重視するため、一定の基準を満たさない場合、サポートの優先順位が下がってしまうからです。

以下のケースに該当する人は、転職支援を受けられない可能性があるので注意しましょう。

  • 社会人経験が1年未満、または職歴がない場合
  • 市場価値に見合わない高額な年収を希望している
  • 転職理由が曖昧

外資系に限らず、経験や職歴は重視されるため、社会人経験がない人はサポートを受けられない可能性が高いです。

ただし、バイリンガルや帰国子女など、特別な経歴やバックグラウンドを持つ場合は例外です。

また、「外資系だから稼げる」と思い込み高額年収を希望したり、「なんとなく外資系はかっこよさそう」といった曖昧な理由を挙げたりすると、サポートは受けにくくなるでしょう。

本気で外資系企業への転職を目指しているのにサポートが受けられない場合は、次の対処法を参考にしてみてください。

  • 別の転職エージェントに登録して相談する
  • 現職でスキルアップや実績を積み、市場価値を高めてから再度挑戦する
  • 英語力やビジネススキルを向上させる(TOEIC対策、MBA取得、専門資格取得など)

転職回数が多いことを懸念する人もいますが、外資系企業はジョブホッピングが一般的です。

実績や成果、明確な転職理由があれば十分に転職は可能なので、諦めずにまずは外資系向けサービスに相談してみましょう。

外資系向け転職エージェントを利用する際の一連の手続き

外資系向け転職エージェントを利用する際の一連の手続きのイラスト

外資系向け転職エージェントをうまく活用するためには、利用の流れを事前に理解しておくことが重要。

この章では、外資系向け転職エージェントを利用する際の一連の手続きについて、各ステップの概要とポイントを整理して解説します。

1. 登録・初回面談(キャリアカウンセリング)

まずは、公式サイトから登録を行いましょう。

登録後は、キャリアコンサルタントとの初回面談で、「これまでの経歴」「転職理由」「希望条件」「中長期的なキャリアビジョン」を共有します。

初回面談では以下のような内容が確認されます。

  • 今までの職務経歴
  • 転職理由と動機
  • 希望条件の確認
  • 英語力とグローバルスキルの評価

初回面談はオンラインまたは対面で実施されます。

在職中でも平日夜や土日に面談を設定できるサービスが多いため、現職に支障をきたすことなく転職活動が始められますよ。

2. 求人紹介・応募書類の準備

初回面談後、キャリアコンサルタントから希望条件に合った外資系企業の求人紹介を受け、応募書類を準備しましょう。

求人紹介では、転職サイトには掲載されていない、転職エージェント独自のネットワークで入手した非公開求人や独占求人を紹介してもらえます。

加えて、応募書類の準備では以下のようなサポートを受けられます。

応募書類の種類 サポート内容
英文レジュメの添削 「グローバル基準のフォーマット」「アクションワードの使用」「定量的な実績」の記載方法について、専門的なアドバイスを受けられる。
日本語職務経歴書の添削 「外資系企業が求める成果重視の書き方」「プロジェクトの規模感や影響範囲の明示」「リーダーシップやマネジメント経験の具体的な記載方法」についてアドバイスを受けられる。
カバーレター(志望動機書)の作成 なぜその企業を選んだのか、自分の経験がどう活かせるのか、入社後どのように貢献できるのかを論理的に説明する文章の作成をサポートしてもらえる。

応募する企業ごとに、求められるスキルや企業文化に合わせて応募書類をカスタマイズすることで、書類選考通過率を高められます。

応募書類の準備には通常1週間~2週間程度の時間をかけ、コンサルタントとの複数回のやり取りを通じてブラッシュアップすることが一般的です。

3. 外資系向けの選考対策

外資系企業向けの選考対策を行いましょう。

「英語面接対策」「ケース面接対策」「プレゼンテーション対策」「本社面接対策」など、日系企業とは異なる特殊な選考に対応した専門的なトレーニングが必要です。

選考対策は書類選考通過後から本格的に開始しますが、早めに準備を始めることで、選考突破率を大幅に高められます。

外資系企業への応募が決まったら、外資系向けの選考方法に備え、模擬面接を通じて実践力を高めるようにしてください。

4. 面接選考・本社承認

面接を受け、本社承認を受けましょう。

外資系企業の面接選考では、「一次面接」「二次面接」「最終面接」を経て、さらに本社承認や海外拠点とのオンライン面接が必要なケースもあります。

日系企業よりも選考は長期化する場合が多いのを覚えておきましょう。

また、外資系企業の選考では、複数の面接を短期間に連続して実施する「スーパーデー」形式や、1日で複数の面接官と順番に面接する形式もあります。

なお、面接選考中は他社の選考状況を担当者に報告し、複数の内定が出た場合の優先順位や、内定承諾のタイミングについて相談することが重要です。

外資系企業の面接選考では、各面接後に担当者と密にコミュニケーションを取り、フィードバックをもとに改善を重ね、長期化する選考を着実に進めていくようにしてください。

5. 内定・年収交渉・条件調整

内定が出た後は、条件の交渉や調整を行います。

年収交渉をはじめ、条件の交渉は転職エージェントの担当者が行ってくれますよ。

具体的には、内定後の条件交渉・調整では以下のようなサポートを受けられます。

  • 年収交渉
  • ストックオプション・株式報酬の交渉
  • サインオンボーナスの交渉
  • 福利厚生・その他待遇の交渉

雇用契約書の内容確認では、外資系企業の雇用契約書は英文で作成されることが多いです。

「競業避止義務」「秘密保持契約」「解雇条件」などの重要条項を専門的にチェックします。

入社日の調整では、「現職の退職日」「引き継ぎ期間」「有給消化」「企業側の受け入れ体制」などを考慮し、双方にとって都合のいい入社日を調整しましょう。

なお、内定承諾後に条件が変わることを防ぐため、口頭での合意だけでなく、オファーレター(雇用条件通知書)と雇用契約書で条件を文書化するようにします。

不明点はすべて確認してから承諾することが重要です。

内定を受けたら、すべての待遇条件を交渉し、雇用契約書の内容を十分に確認した上で、納得のいく条件で内定を承諾するようにしてください。

6. 退職交渉・入社準備

内定承諾後は、退職交渉と入社準備をします。

転職エージェントは退職交渉から入社までの期間も継続的にサポートし、以下のようなアドバイスを提供してくれます。

  • 退職交渉が難航した場合の対処法
  • 有給休暇の消化スケジュール
  • 転職先への状況報告のタイミング
  • 入社日の延期が必要になった場合の交渉方法
  • 退職時のトラブル(損害賠償請求、競業避止義務違反など)への対応

なお円満退職を実現するためには、現職への感謝の気持ちを忘れず、最後まで責任を持って業務を遂行し、後任者が困らないように丁寧に引き継ぎを行うことが重要です。

内定承諾後は、転職エージェントのサポートを受けながら、スムーズに新しいキャリアをスタートできるように準備してください。

7. 入社後フォロー・中長期的なキャリアサポート

入社後も転職エージェントが定期的にフォローアップし、次回転職に向けた中長期的な関係維持をサポートしてくれます。

外資系企業では、3年~5年程度で転職してキャリアアップすることが一般的。

転職エージェントとの長期的な関係を維持することで、次回転職時にもスムーズにサポートを受けられます。

また、入社後に問題が発生した場合のサポートとして以下の対応も受けられます。

  • 入社前に聞いていた条件と実際が異なる場合の対処法
  • 職場でのハラスメントや不当な扱いを受けた場合の相談
  • 早期離職を検討する場合のキャリアへの影響と対策
  • 企業との契約条件の再交渉などのサポート

入社後フォローの充実度はサービスによって異なるため、初回面談時に「入社後もフォローしていただけますか」「どのくらいの頻度で連絡をいただけますか」と確認しておくことをおすすめします。

入社後も転職エージェントと定期的に連絡を取り、外資系企業の文化や働き方への適応をサポートしてもらい、次のキャリアステップに向けた準備を進めていくようにしましょう。

外資系向け転職エージェント利用に関するよくある質問

「外資系に転職したいけど、転職エージェントってどう使うの?」「英語が苦手でも大丈夫?」など、疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、外資系向け転職エージェントを利用する際によくある質問をまとめてみました。

気になるポイントを事前にチェックして、不安なく転職活動をスタートしましょう。

Q.外資系向け転職エージェントの登録に必要な書類は何ですか?

A.基本的に日本語の職務経歴書と履歴書の2点ですが、英文レジュメ(英文履歴書)の提出を求められる場合もあります。

外資系企業への応募では英語での書類提出が必要となるケースが多いため、初回登録時に英文レジュメの準備があるとスムーズに選考を進められるからです。

外資系企業の選考では、「何をしたか」だけでなく「どのような成果を出したか」が重視されます。

そのため、「売上○○%向上」「コスト○○%削減」「プロジェクト○件成功」「チームメンバー○名マネジメント」など、具体的な数値で実績を示すことが重要です。

履歴書には、次のような基本情報を記載します。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 連絡先
  • 学歴
  • 職歴
  • 保有資格
  • 語学力(TOEIC、TOEFL、英検など)

加えて、英文レジュメ(英文履歴書)は、外資系企業への応募では必要な書類です。

日本語の職務経歴書をそのまま英訳するのではなく、グローバル基準のフォーマットに沿って作成する必要があります。

初回登録時に完璧な書類を準備する必要はなく、まずは現時点で持っている職務経歴書や履歴書で登録してください。

登録後、コンサルタントから添削やアドバイスを受けながら、応募企業に合わせてブラッシュアップしていく方法が一般的です。

また、登録時に必要な書類以外にも、推薦状やTOEICスコアシートなどの語学力証明書を準備しておくと、選考を有利に進められる場合があります。

Q.英語力がなくても外資系向け転職エージェントを利用できますか?

A.英語力がなくても利用できますが、応募できる求人の選択肢が大幅に制限される可能性はあります。

一般的には、最低でもTOEIC700点以上、ビジネスレベルではTOEIC800点以上が求められることが多いためです。

外資系企業の求人は、「日常業務での英語使用」「本社とのコミュニケーション」「英語でのレポート作成」「英語面接」が前提となることがほとんどです。

ただし、英語力が不足している場合でも、外資系向け転職エージェントを利用するメリットはあります。

担当コンサルタントからは「現在の英語力で応募可能な求人」を紹介してもらえますし、紹介求人を通して自分の市場価値を客観的に把握することも可能です。

さらに、「今後のキャリアで英語力を高めるべきか」「どのレベルまで英語力を上げれば選択肢が広がるか」といったキャリアアドバイスも受けられます。

Q.外資系向け転職エージェントを利用した場合、転職活動にどのくらいの期間がかかりますか?

A.平均すると2ヶ月~6ヶ月程度の期間ですが、「候補者の経歴」「希望条件」「転職市場の状況」によって大きく変動します。

候補者の市場価値が高く、需要の高いスキルを持っている場合は、選考がスピーディーに進み、1ヶ月~2ヶ月程度で内定を獲得できることも。

希望条件が厳しい、またはニッチな業界・職種を希望している場合は、適切な求人が見つかるまでに時間がかかり、6ヶ月以上かかることもあります。

複数企業に同時応募している場合は、選考スケジュールの調整が複雑になり、期間が長くなりやすいです。

外資系コンサルティングファームなど、ケース面接や複数回の選考がある企業では、選考が長期化し、3ヶ月~4ヶ月程度かかることが一般的です。

上記理由から、外資系向け転職エージェントを利用した転職活動には平均して2ヶ月~6ヶ月程度の期間がかかるため、余裕のあるスケジュールを立てるようにしましょう。

Q.外資系向け転職エージェントを使って海外勤務の求人を紹介してもらえますか?

A.可能ですが、サービスによって海外求人の取扱状況や海外転職のサポート体制が大きく異なります。

海外勤務の求人は、海外転職の実績が豊富なサービスでなければ、適切なサポートを提供することが難しいからです。

また、求人を紹介してもらえる場合でも、以下のような海外勤務の求人パターンすべてを網羅しているわけではありません。

  • 日本法人入社後に海外赴任する求人
  • 現地採用の求人
  • プロジェクトベースの短期の海外勤務求人
  • リモートワークでの海外勤務求人

さらに、海外勤務の求人を紹介してもらうためには以下の条件を満たしている必要もあります。

  • 高い英語力
  • 専門スキルと実績
  • 異文化適応力とグローバルマインドセット
  • ビザ取得の要件

特に英語力は、TOEIC850点以上、できればTOEIC900点以上というビジネスレベル以上が求められます。

また、日常会話だけでなく、「ビジネス文書の作成」「プレゼンテーション」「交渉」などができるレベルも必要です。

海外勤務を目指している人は、希望に合った海外求人を扱っているか、サポートが可能かを事前に確認した上で、外資系向け転職エージェントに登録することをおすすめします。